
怪獣2号が小3終わりから、週1ながら9年通った「障がい児放課後ディサービス施設」の1つを3月末で卒業した話は以前書いた通りですが、
http://manbowakemasa.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/2-ba7b.html
その施設との最終面談と挨拶に、やっと行ってきました。
本当は、年度末までに行きたかったのですが、2人分の進路対応で時間が取れず。
親子とも新しい環境になるため、新生活2週めにあたる今週でセッティングしたら本日となりました。
9年の間、当然ながら責任者やスタッフは少しずつ変わりましたが、少しずつ引き継がれ、9年間途切れることなく継続したフォローをしていただき、本当に安定した居場所として定着していました。
特に、今の責任者の方は、ちょうど夫の最初の緊急入院騒動の頃に着任した方というのもあり、その後に起きた度重なる我家の騒動にも諸々対応していただき、怪獣2号本人よりも、私が倒れないかばかり心配していただきました。
今回は、9年間のまとめとしての面談、お礼としての面談、そして、今後の福祉サービスの利用に関しての相談、諸々話をしてきました。
この9年間での怪獣2号の変化なりを、学校とはまた違った視点でとらえて、話をしてくださるところに、本当によく見てくださっていたんだな、というのが伝わってきます。怪獣2号は、慣れてくるとその人との距離感が近くなりすぎてしまうことが「今の」課題ではあるものの、以前はその近すぎる距離感のスタッフがごく限られていたこと、それがこの1年でその曜日にいるどのスタッフとも「近すぎるのは課題といえども」関われるようになってきたこと。「どのスタッフでも対応できるようになったこと」を優先すれば、それは本人にとっても良いことであり成長であり。この1年は、すっかり全スタッフにとって可愛い存在になっていたようです。家でも学校でもその施設においても、1対1でスタッフが必要なぐらい、本当に「手がかかるタイプ」なのですが、そんな怪獣2号を可愛いととらえ、その上で、指導なり対応なりしてくださった全スタッフには本当に感謝しかありません。
今日も話をしていてスタッフと意見が一致したのですが、この1年、仕事や進路で、私自身が様々な事に対して余裕がなかったのだと思います。それまで、怪獣2号の発する言葉や行動で「イライラ」していた事に対して、ここ数週間、仕事を辞めてから、違う視点でとらえられるようになってきました。「彼の言葉や行動には理由があるのかもしれない」「無理な事を繰り返し言う時(特に卒業して無くなったイベントなど)は自分自身を納得させる行動なのかもしれない」というのが見えてきたのです。「〇日に△△へ行きたい」と繰り返し言ったとしても、その日になったら言わないのですから…。そう考えると、今までは「繰り返し繰り返い言ってうるさいなぁ」と感じていたことも、うるさく感じなくなるから不思議です。むしろ、この繰り返しで自身を納得させて最後は落ち着いて過ごせる!のですから。
普通の方々と方法は違うとはいえ、それが怪獣2号自身の「自分自身へ落とし込む手段」なり「ストレス解消法」と思えば良いだけなのですから…。
そして、私自身や兄弟が怪獣2号に対する負荷を減らすために、今後、福祉サービスをどのように取り入れ利用していくか、どう利用していくのが良いのか。この4月から私が毎朝夕送迎している状況も含め、これからの課題となりそうです。
今日の面談で、学校とは違う視点での総括をして、課題を明らかにできたかな、という感じです。今後は直接関わることはなくなる施設なのですが、今、通所している施設と同じ法人ということも含め、今後も少なからずスタッフにはお世話になりそうです。
これで、昨年度中に終わらせるはずだった事が、全て終わりました。
思い入れがありすぎて、感謝がありすぎて、面談の前も後も泣いていた私です。
最近、涙もろいですね…。
画像は、この4月から送迎の2往復の時に通過する「大綱橋」(横浜市港北区/綱島駅すぐ)上で撮影した東横線通過の図。よく見たら車両が東横線ではなかったけれど。
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