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横浜市立高等特別支援学校(高等特支)の選抜-健忘録的に

約2年ほど前

『神奈川県特別支援学校高等部(B部門)の選抜-健忘録的に』
http://manbowakemasa.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-366f.html

というブログを書きました。これは、我家の怪獣2号(重度知的障がい・自閉症で小学部から特別支援学校に通っています)の、高等部選抜方法について健忘録的にまとめたものです。同じ学校の高等部を希望しても、義務教育でも付属でもないため、他中学校からの進学希望者と全く同じ条件で、普通に受検が必要になるからです。
詳細は上記リンク先を見ていただければと思い、内容は省略します。

実は、同じ時に、双子である怪獣1号(知的障がいはグレー・高機能自閉症で学校の小中学校の支援学級在籍)が、横浜市立高等特別支援学校を受検していました。彼はこの受検をクリアできず、現在の私立高校へ通っているため、当時の受検内容については全く書かずに来たのですが、あれから2年経ち、もういいかな、という気持ちになりましたので、内容は多少変わっているかもしれませんが、書いてみようという気になりましたので、今更ですが書いてみようと思います。(あくまで2年前の事ですので最新情報は確認してくださいね。)

☆平成27年度 横浜市立高等特別支援学校(高等特支援)選抜☆

注)これを読んでいる方は既にご存知かと思われますが、高等特支は横浜市立のみ存在し、日野中央高等特別支援学校・二ツ橋高等特別支援学校・若葉台特別支援学校(B部門)の3つをさします。若葉台はA部門(小学部から高等部まである)に加えてB部門が高等部のみ存在します。知的障がいが軽度(療育手帳B2かそれに準ずる者)で、作業や実習時間を多くとり、卒業後は手帳を使って就労(福祉就労)100%を目指した学校です。

〇出願までの動き
①4月終わり頃
…高等特支受検希望者のための説明会が行われる
②7月下旬
…高等特支希望者全員対象の親子面談が行われる
 希望校に関係なく全員1つの学校で行われる 27年度は日野中央高等特支
 高等特支について理解度について親への確認の意味が大きいと思われる
 (卒業後は福祉就労する・高卒資格は得られないなど)

〇願書受取・出願等
 通常の特別支援学校に比べて動きがかなり早いです。
 願書配布および説明会 ⇒3校ごとに異なりますが10月上旬 1校1日限定
 出願 ⇒11月初めに3日間限定 不備があると受け付けないため原則初日に出す
 数日後、倍率がHP上で発表され、志望校変更期間を経て最終的な倍率が出ます。
 (平成27年度選抜は 日野1.1倍・二ツ橋1.2倍・若葉台1.5倍と記憶しています。)

〇試験内容
 特別支援学校と大きく異なり、2日間かけて普通に試験を行います。
 公立高校と同様に、1日目が筆記等、2日目が面接です。
 (ここまでは3校共通です。この先は怪獣1号の受検した若葉台特支についてです。)
 (試験内容が学校により若干違うようです。)

1日目
 ①筆記試験…国語・算数の試験(小4ぐらいまでのレベルだった記憶が)
 ②作文   …年によってテーマが違う模様 横罫線のみのA4用紙1枚
 ③運動   …ラジオ体操など バリバリ「運動」という内容ではなかった記憶が
 ④集団行動…内容的には大きなボールを運ぶなどゲームに近いもので
          5~6人1チームで話し合いをしてから行動をする
          話し合いの様子もチェックされている(本人談)

これらを大きく4グループにわけで1時間単位で順に場所を変えて進めていました。8時すぎ集合、8時半から説明、9~13時が試験、その後翌日の面接についての説明で終わったと記憶しています。先生方付添のもと、子供達だけで動くため、親は完全に別室待機です。

2日目:面接のみ
 生徒 先生2名:生徒1名 1人30分となっていましたが20分程度
      志望理由・中学校で頑張ってきたこと・高校で頑張りたいこと等
 親  生徒と同様に面接を行いますが、親の面接は合否に関係ないと言われています
      子供の事全般 高校や将来的なこと 学校への貢献度等

合格発表は、試験初日の1週間後の10時~11時に学校へ直接行き、到着順に部屋に呼ばれて通知の入った封筒を渡される。そこで合格の生徒はジャージの採寸などの教室へ移動、不合格の生徒は帰宅…という結果的に周囲にも結果がわかるようなシステムでした。(あのシーンとした中で行先で合否が周囲にわかるぐらいなら、番号張り出してくれた方が、と何度思った事か…。)

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不合格という事実に、当時は書き残す事ができませんでした。今更な気もしたのですが、もう2年経ったので、書いてもいいかな、という気になり、書き残すことにしました。

結果として、怪獣1号は第二志望の私立高校に単願推薦で1月後半に受験・合格し、現在その高校へ通っていますが、元々、高等特支と私立高校で、出願の前日まで天秤にかけて悩む程、どちらのメリットデメリットも彼なりに理解した上で悩んでいたので、不合格になったところで落ち込むこともなく、サクッと第二志望に切り替えていました。

個人的には、2人の受検、怪獣1号の高等特支が12/2・3、怪獣2号の県立養護学校が12/4と、3日連続試験付添になってしまったことの方が大変でした。(ちょうど夫がその2週前に緊急入院、1週前に手術でしたしね。)
試験日は転院日でしたのに誰も付き添えず。こんな滅茶苦茶なスケジュールは二度とないと思っているほどです。

注)高等特支を不合格になって私立高校に行くという方はあまり聞きません。通常は欠員の出た分教室などに流れるようです。ただ怪獣1号の場合は、児童相談所のような相談機関や支援級担任においても「支援は必要だけど支援学校向きではない」という困った状況に置かれていたので、(今、怪獣2号通う養護学校の先生方と話をしても、弱い所は弱いののですが、ちょっとタイプが違うかな、という感じの事を言われます。)そして、今の高校で彼なりに一生懸命勉強し、楽しく過ごしているので、(私立高校という金銭面を除けば)これで良かったのかな、と、親は勿論、怪獣1号や2号に関わる先生方にも言われます。

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コメント

はじめまして、ゆのみぃと申します。
高等特別支援学校について、有難く拝読させて頂きました。

私は、都筑区にほど近い青葉区在住です。
まんぼうさんの近くに住んでいるようなので、なんだか勝手に親近感を感じてしまい投稿致しました。

こちらは中3と中1の男の子がいます。
どちらも境界域の子達です。療育手帳は持っていません。
長男は成長著しく、通常の高校へ受験予定ですが、次男(中1)の方は学校の勉強に全くついて行けず、、日常生活も身につかないような状況です。

次男の診断名は自閉症スペクトラム、ADHD、運動チックです。
最近次男のwiscⅣの結果が出まして、IQ81ということでした。
日常での困り度が高かったため、本日青葉区役所に療育手帳の申請をしてきたところです。
後日都筑区役所内の児童相談所で検査をする予定です。
検査時のIQ次第ですが、申請が通るかどうかがとても気がかりです。特別支援学校受験の権利を得るには必須のようですので。

ただ若葉台高等特別支援学校の受験倍率が高いことに驚き、全体的に受け皿自体が少ないことに悲しくなります。ひと昔前よりは良いのでしょうが。

因みに平成32年には青葉区にもそのような学校が出来る予定だそうです。でも次男の受験はその前年なので余り恩恵は無さそうです。

今日はまんぼうさんのブログに出会えて嬉しかったです。
長々とこちらのことばかり書き込んでしまってごめんなさい。

ゆのみぃさん:

しばらくココにアクセスできなかったため、掲載と返信が遅くなり失礼しました。コメントありがとうございます(^^)
我家の管轄も都筑区の北部児相ですよ。
高等特支の倍率も高いのですが、「公立」という範囲から選ぼうとするとそこしかないというのも現実で、『作業に特化した授業をこなし卒業後は就労すると決めている方』にはチャレンジお勧めしますが、倍率や、お子さんのタイプによっては向き不向きがあると「私は」思っています。
我家の怪獣1号のように、本人も周囲も「何か違う!」という状況となると、私立しか選択肢がない、というのが現実です。

私自身も情報収集に色々苦労しましたので、これから進学を考える方々に少しでも何か提供できれば…と思って書いた感じです。何かありましたらいつでも連絡ください。

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